
平成28年5月26日更新
現場視察(小山酒造株式会社)
平成28(2016)年5月24日(火曜)、「東京の観光振興を考える有識者会議」の委員と共に、北区の小山酒造株式会社を視察しました。
小山酒造株式会社は、明治11(1878)年に創業した東京23区で唯一残る酒蔵で、今春には、約40年ぶりに高級酒として「東京盛」を復刻したほか、東京ブランドを広めるため、株式会社江戸切子の店華硝とタッグを組み、酒蔵でのきき酒や江戸切子の作成体験等ができる「東京酒蔵大学プロジェクト」を立ち上げました。
視察で、知事は、映像による作業工程の紹介を受けた後、麹室の見学を行い、また、地下130メートルから汲み上げた仕込水の試飲を行いました。
さらに、観光振興にもつながる取組の説明として、「東京盛」復刻の経緯・意義や、「東京酒蔵大学プロジェクト」の取組、地元の飲食店など地域と連携した取組等の紹介を受けました。
地域資源の活用についての委員との意見交換において、知事は、「酒蔵において、見学や試飲をして、その場で購入し、さらに海外へも送ることができるシステムがあると良いと思います。また、酒蔵の周りにレストランを作り、地元の食材でおいしいものを提供するのも良いと思います」と意見を述べました。