
平成26年11月12日更新
東京都エボラ出血熱対策連絡会議
平成26(2014)年11月6日(木曜)、「東京都エボラ出血熱対策連絡会議」に出席しました。
冒頭、知事は、「国境はボーダレス化していますし、人、物の移動が活発な現代において、いつ日本にもエボラ出血熱の患者が発生してもおかしくない状況です。空港で発熱者が見つかる。それから検体を検査する。それまで患者をどういうふうに留め置くのか。どの救急車で運ぶのか。そういう細かいマニュアルを作っておかないといけない。また、2020年オリンピック・パラリンピック大会は夏の暑い時にやりますから、デング熱などの感染症対策も重要な危機管理の一つと思っています。現実に患者が発生した時に、どういうかたちでやるか情報共有して各部署が連携を強めて一つ一つ進めていくということが必要だろうと思います。都民の生命、国民の生命を守るということが私達の仕事ですから、是非危機感と緊張感を持って、我々皆一丸となってこの大きな問題に対応したいと思います」と挨拶しました。
この連絡会議は、エボラ出血熱患者発生時の対応に万全を期すため開かれたもので、東京都、警視庁、消防庁等の関係者で構成され、第1回目となる今回は、エボラ出血熱患者の発生状況及び政府・都の対策状況、都内患者発生時の対応、今月11日に行われる患者移送・受入訓練について話し合われました。