アメリカ・ワシントンD.C.出張の概要・成果
尾崎行雄東京市長がアメリカ・ワシントンD.C.に桜を寄贈してから100周年にあたる記念すべき年に、石原知事は全米桜祭り主催団体からの招待を受け、ワシントンD.C.で開催された桜祭り記念行事に東京都を代表して参加しました。また、アメリカの著名なシンクタンクであるヘリテージ財団からの招待を受け、同財団が主催するシンポジウムで基調講演を行いました。
出張概要
○期間 | 平成24年4月12日~4月19日 | |
○出張人数 | 7名 | |
○総経費 | 22,133千円 |
出張先での主な行動と成果
●4月12日(木曜)
石原知事は4月12日午後に成田空港を出発し、現地時間同日夕刻にワシントンD.C.に到着しました。
●4月13日(金曜)
米国国務省において、横田基地軍民共用化等についてカート・キャンベル国務次官補と会談を行いました。
また、全米桜祭りのメインイベントであるグランド・ボールディナーに出席し、全米各州を代表する桜プリンセスが一堂に会する中、石原知事が「2012全米桜の女王」を選び、会場を大いに沸かせました。
●4月14日(土曜)
全米桜祭りのハイライトイベントであるパレードに参加しました。軍楽隊、学校のマーチングバンド、桜の女王などが行進し、沿道には多くの観客が集まり大盛況でした。パレードの様子は、ABC7チャンネルなどで全米に放映されました。
また、日本の食や文化などを紹介するジャパン・ストリートフェスティバルでは、大勢の観客が詰め掛ける中、東京から訪米したヘブンアーティストの公演などを視察しました。
●4月15日(日曜)
16日のヘリテージ財団主催のシンポジウムにおける基調講演の準備を行いました。また、藤崎駐米日本大使から日米外交に関するブリーフィングを受けました。
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<4月16日 石原知事の基調講演> |
●4月16日(月曜)
ヘリテージ財団の招待を受け、同財団主催の「日米同盟とアジアにおける日本の果たす役割(原題:The US-Japan Alliance and the Debate over Japan's Role in Asia)」というテーマのシンポジウムに参加しました。はじめに石原知事が基調講演を行い、環境問題や安全保障等について言及し、東京都が尖閣諸島を取得するとの発表を行いました。これに引続き、前米国国防次官補のリチャード・ローレス氏と、ヴァンダービルト大学のジェームス・アワー教授によるパネルディスカッションを聴取しました。
●4月17日(火曜)
ジョージタウン大学を視察し、デジョイア総長と会談。東京都職員の派遣研修や次代を担う人材の育成などについて幅広く意見交換を行いました。
また、横田基地共用化をめぐり、カール・フォード元国務次官補らと会合を持ちました。
●4月18日(水曜)~19日(木曜)
4月18日正午過ぎにワシントンD.C.を出発し、19日夕刻に成田空港に到着しました。
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ボールディナーの様子 | 全米桜祭りパレードの参加者と |
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パレードの様子 | |
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ヘリテージ財団での基調講演 |