1 男女平等参画、女性活躍推進について
(1)男女の地位の平等感
男女の地位は平等になっているかを7つの分野と全体について聞いた。
(本文P3~P30)
- 『男性の方が優遇されている』は「政治」が83%でトップ(前回平成27年より8ポイント増加)
- 「社会通念・習慣・しきたりなど」76%、「職場」63%が続く
- 「平等」は「学校教育」が68%でトップ(前回より9ポイント減少)
- 「自治会やNPOなどの地域活動の場」36%、「法律や制度」33%が続く
- 『女性の方が優遇されている』は「家庭生活」が8%、「職場」と「自治会やNPOなどの地域活動の場」が7%
- 全体としては『男性の方が優遇されている』は71%(前回より11ポイント増加)
性別にみると、女性が男性より15ポイント高い
- 「平等」は20%(前回より10ポイント減少)
- 『女性の方が優遇されている』は2%
男女の地位の平等感(全体として)


※
『男性の方が優遇されている』は「男性の方が非常に優遇されている」「どちらかといえば男性の方が優遇されている」の合計
『女性の方が優遇されている』は「女性の方が非常に優遇されている」「どちらかといえば女性の方が優遇されている」の合計
※
平成27年は「男女平等参画に関する世論調査(平成27年7月調査)」
平成23年は「男女平等参画に関する世論調査(平成23年1月調査)」
(2)女性が増えるほうが良いと思う職業や役職
女性が増えるほうが良いと思う職業や役職について聞いた。(M.A.)
(本文P31~P34)
- 「国会議員、都道府県議会議員、区市町村議会議員」が67%でトップ(前回より16ポイント増加)
- 「都道府県知事、区市町村長」63%(前回より19ポイント増加)、「企業の管理職」56%が続く

※
「農協等の団体役員」は平成23年調査では「農協の役員」
※
平成27年は「男女平等参画に関する世論調査(平成27年7月調査)」
平成23年は「男女平等参画に関する世論調査(平成23年1月調査)」
(3)女性が職業をもつことについての考え
一般的に、女性が職業をもつことについてどう考えるかを聞いた。
(本文P35~P40)
- 「育児・介護等にかかわらず、職業をもち続ける方がよい」が59%でトップ(前回より8ポイント増加)
- 「子供ができたら職業をやめ、大きくなったら再び職業をもつ方がよい」22%、「子供ができるまでは職業をもつ方がよい」5%が続く

※平成27年は「男女平等参画に関する世論調査(平成27年7月調査)」
(4)女性が職業をもつことについての考えの理由
女性が職業をもつことについての考えの理由を聞いた。(M.A.)
(本文P41~P44)
- 「女性が能力を活用しないのはもったいないと思うから」が60%でトップ(前回より12ポイント増加)
- 「女性も経済力を持った方がいいと思うから」56%、「働くことを通じて自己実現が図れると思うから」47%が続く

※平成27年は「男女平等参画に関する世論調査(平成27年7月調査)」
(5)女性リーダーが増えることの影響
女性のリーダーが増えるとどのような影響があると思うか聞いた。(M.A.)
(本文P45~P49)
- 「男女問わず優秀な人材が活躍できるようになる」が76%でトップ(前回より16ポイント増加)
- 「多様な視点が加わることにより、新たな価値や商品・サービスが創造される」69%(前回より15ポイント増加)、「女性の声が反映されやすくなる」62%が続く

※平成27年は「男女平等参画に関する世論調査(平成27年7月調査)」
(6)女性リーダーを増やす際の障壁
女性のリーダーを増やすときに障壁となるものを聞いた。(M.A.)
(本文P50~P53)
- 「保育・介護・家事などにおける夫などの家族の支援が十分ではないこと」が59%でトップ(前回より9ポイント増加)
- 「保育・介護の支援などの公的サービスが十分ではないこと」57%、「長時間労働の改善が十分ではないこと」45%が続く

※平成27年は「男女平等参画に関する世論調査(平成27年7月調査)」
(7)仕事を選ぶ際に重視すること
仕事を選ぶ際に、重視すること、または重視したいことを聞いた。(M.A.)
(本文P54~P58)
- 「仕事にやりがいがある」が68%でトップ(前回より7ポイント増加)
- 「勤務時間・勤務場所の条件が良い」64%、「職場の雰囲気が良い」61%が続く

※平成27年は「男女平等参画に関する世論調査(平成27年7月調査)」