(1)日 時 9月2日(日) 8時頃~9時頃 (2)調査結果 (1)日 時 9月2日(日) 10時頃~ (2)調査結果 3 魚釣島②:東側周辺 4 魚釣島③:南側中央部周辺 ○ 背後地は他に比較して最も広く、避難港として防波堤や船溜り、着岸施設及び船揚げ場(船を陸にあげる斜路)等の施設を整備できる可能性がある。 〇 事前に確認した多良間島の気象データによると、北東の風が卓越している。このデータから類推すると、当該箇所は北東に面しており、波浪の影響を受けやすいと思われ、詳細な風浪・風速・波浪等の調査が必要である。 〇 この付近の水深は、北側で水際から約60mで水深3m程度。南側で水際から約270mで水深2m程度と、水深の浅い水域がある。 〇 比較的遠浅のため、構造物の構築には有利であるが、利用する作業船の規模等によってはしゅんせつ等の必要性がでてくる可能性があるので、潮位や深浅測量等の詳細な調査が必要。 ○ 事前に確認した多良間島の気象データから類推すると、北東の風が卓越している模様なので、島の南側についても適地確認した。 〇 地形は、背後が急峻で背後地の利用は困難なため、避難港として防波堤や着岸施設等の施設整備は困難であるが、船溜りとしての整備の可能性がある。 〇 沖に向かって、2本の根(岩)が出ており、天然の入り江(幅は約70m)があるが、水際から約80mで水深8m程度、また、一部では、水際から約18mで水深10m程度と深く、構造物の構築には不利と思われる。 〇 しかし、天然の入り江の西側部分には、昔、錨地として活用されていたと思われる天然の湾があり、その周辺は水深3m程度であるなど、比較的浅く、船溜りとして活用できる可能性がある。 ― 78 ―
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