・分析方法 (3)透明度測定結果 ・測定方法 透明度板を使用して測定した。 4 まとめ (1)大気 今回の測定結果を東京都が平成23年度に実施した都内の大気測定結果の数値と比較したところ、都内に比べて低濃度であった。なお、今回の大気試料は、採取したラバーボートあるいは付近で活動していた他の船舶や航空機の排出ガスの影響を受けたと考えられる。 (2)水質 今回の測定結果を沖縄県環境生活部が実施した平成22年度水質測定結果の数値と比較したところほぼ同等であり、尖閣諸島周辺沿岸の水質状況は、沖縄県の他の海域と大きな違いはないと考えられた。また、いずれの島の沿岸の海水も、窒素、りんなどでの汚染は認められなかった。 ― 72 ―分析項目 分析方法 JIS K0102 17 100℃における過マンガン酸カリウムによる酸素消費量(CODMn)により分析COD した。 全窒素 JIS K0102 45 全窒素、45.4 銅・カドミウムカラム還元法により分析した。 全りん JIS K0102 46.3 全りんのモリブデン青吸光光度法により分析した。 クロム 亜鉛、JIS K0102 5.前処理、5.1 塩酸又は硝酸による煮沸処理後、52.2 備考4.にあるDDTC抽銅、鉛、 カドミウム 測定箇所 魚釣島(本船) 超純水で10倍希釈し、JIS K0102 5.前処理、5.1 塩酸又は硝酸による煮沸処理後、65.1 全クロム、65.1.5 ICP質量分析法により分析した。 出法を適用し10倍濃縮を行い、52.5 ICP質量分析法により分析した。 地図上の番号 透明度 ① 14.6m以上
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