総括班 1 目的 図1 尖閣諸島現地調査における本船の航跡(日本サルヴェージ株式会社 提供) 尖閣諸島 気象・海象調査(本船) 本船に搭載された各種計器を定期的に観測することにより、調査日の気象・海象状況を明らかにすること。 2 調査方法 2-1 調査日時 平成24(2012)年9月2日(日) 午前5時~午後2時50分(10分おきに計測) 2-2 調査船(本船) 日本サルヴェージ株式会社 航洋丸(別図1を参照のこと) 2-3 調査地点 尖閣諸島の魚釣島沿岸を午前5時から午後0時50分まで、北小島・南小島沿岸を午後1時から午後2時50分まで、それぞれ調査した。なお、調査にあたり、魚釣島を時計回りに2周半、南小島・北小島を2周した。本船の航跡については、図1に示した。 調査では特定の定点を設けず、調査全体の進行に併せて本船が移動した地点の緯度・経度を、開始時刻である午前5時から10分おきにGPSにて計測し、調査地点とした。 なお、このGPS計器のアンテナは本船の中央付近に設置されており、調査地点の緯度・経度はこのアンテナ位置の値である。 ― 21 ―
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