東京都尖閣諸島現地調査 調査報告書
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入り江(旧船着き場) 日の出前後の遠景 夜10時に石垣港を出港し、約7時間後の朝5時に 尖閣諸島周辺海域に到着。島影は黒く大きかった。 島の中央左下に小さく写る明かりは灯台の光。 ラバーボートの先は、尖閣諸島において我が国の民間人が鰹節製造等の事業を営んでいた際に、岩礁を掘削してつくった入り江(旧船着き場)である。入り江の先には灯台がある。(撮影:山本皓一) 遺構・灯台 入り江(旧船着き場)付近。この付近は平坦地であり、魚釣島での鰹節製造、鳥毛採集等の事業経営の中心だった。右側の石垣はその確かな足跡である。(撮影:東京都) (撮影:山本皓一) ― 12 ―

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