図10和蘭曲~和平泊(St.6) 付近の航跡と水深分布(赤線間1,000m, grid 160m) 水深 St.6-5 8.0m St.6-9 2.5m St.6-7 10.3m St.6-8 18.0m St.6-1 7.8m St.6-3 6.0m St.6-6 35.8m ― 98 ―St.6-2 26.9m St.6-4 27.7m (7)和蘭曲~和平泊(St.6:9:30~10:15) 和蘭曲~和平泊付近の航跡と水深分布を図10に、等深線を図11に、海底地形のイメージを図12に示した。沖合は離岸距離300m程度で水深30m前後となるが、海岸線が複雑に入り組んでおり、離岸距離と水深との関係は一定の傾向が確認できなかった。海底は岩礁が櫛形に張り出している場所もあり、岩礁の表面はサンゴで覆われ、その間隙は砂利や転石帯となっていた。海岸は崖の所が多く、大岩、潟、洞窟など複雑な形状となっていた。また、崩落箇所が目立ち、崩落は海岸線まで達している場所も見られた(写真10)
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