第5章 多摩地域の更なる発展を目指した取組 936 豪雨・土砂災害対策【注】(※)が付いている取組に係る数値は、多摩地域を含む東京都全体のものを記載している。 学校施設の耐震化を推進するため、公立小・中学校の非構造部材の耐震化やブロック塀等の安全対策について、市区町村への財政支援を行うとともに、都立学校の非構造部材やブロック塀等の安全対策についても、耐震化改修工事等を行う。 園児・生徒の安全を確保するために行う校舎等の耐震改築工事、耐震補強工事及び耐震診断に要する経費等の一部を補助するほか、建築士派遣などの耐震化普及啓発事業を実施する。 「東京都豪雨対策基本方針(改定)」において、多摩地域は時間65ミリ(年超過確率1/20規模の降雨*)に目標を設定したことを受けて、近年、甚大な浸水被害が発生している地域を対策強化流域*とし、地域の特性に合わせた取組を明らかにした「流域別豪雨対策計画」を定め、豪雨対策を推進する。 [対策強化流域] ・神田川、石神井川、目黒川、野川、白子川、境川、柳瀬川 新たな取組として、近年の浸水被害の発生等を踏まえ、豪雨対策を強化するエリアの拡大を検討し、2021年4月に柳瀬川流域を対策強化流域へ追加した。緊急輸送道路沿道建築物の耐震化の促進(※)戸建て住宅等の耐震化促進(※)取組2020年度改修等90件(累計1,370件)耐震化率87.6%普及啓発(市区町村による所有者への積極的な働きかけを更に促進)2021年度2022年度48%取組推進185件/年50%助成(除却の対象地域の拡大)2023年度51%学校施設の耐震化の推進 【教育庁】私立学校の耐震化 【生活文化局】豪雨対策の推進 【都市整備局】
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