2 総合的な認知症施策74 第5章 多摩地域の更なる発展を目指した取組【注】(※)が付いている取組に係る数値は、多摩地域を含む東京都全体のものを記載している。 生涯現役都市の実現へ向けた「100歳大学」の取組として、50歳以上の方を対象に、南大沢キャンパスにおいて、「東京都立大学プレミアム・カレッジ」を開講し、「学び」と「新たな交流」の場を提供することで、シニア層の学び直しの意欲に応えていく。 65歳以上を対象に、楽しみながら就職に必要な知識等を学び、受講生同士の相互交流等を通して就業意欲の向上を図るセミナーや、シニア予備群などを対象に、今後のセカンドキャリアに向けて再就職や多様な働き方について考えるセミナーとオンライン講座などを実施する。 認知症の人が地域で安心して生活できるよう、認知症の専門医療を提供するとともに、医療機関相互や医療と介護の連携の推進役となる認知症疾患医療センター*を設置し、地域における支援体制を構築する。 また、地域拠点型認知症疾患医療センターに、市区町村と連携して、受診が困難な認知症の人等への訪問支援を行う認知症アウトリーチチームを配置する。東京都シニア・コミュニティ交流大会の実施東京都立大学プレミアム・カレッジ東京セカンドキャリア塾(※)取組2020年度新型コロナにより大会実施・検証中止専攻科設置研究生コース新設受講者数245名2021年度2022年度大会実施・検証最大4年間のプログラムを展開65歳以上コース 対象予定人数 150名/年シニア予備群コース 対象予定人数 120名/年オンライン講座 対象予定人数 600名/年プレミアム・カレッジの講義の様子2023年度大会実施・検証東京都立大学プレミアム・カレッジ 【総務局】東京セカンドキャリア塾 【産業労働局】デジタルデバイドの是正に向けた高齢者向けスマートフォン利用普及啓発事業認知症疾患医療センター運営事業 【福祉保健局】【デジタルサービス局】 デジタルデバイドの是正に向けて、特にデジタル機器に不慣れな高齢者がスマートフォンを安心して活用することができるよう、通信事業者等と連携した取組を推進する。❹
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