第4章 多摩地域の概況 47 ⃝ 2018年の総世帯数に占める一戸建て世帯数の割合が約42%であり、多摩地域内で2番目に高い。⃝ 製造品出荷額等は、大規模工場の撤退などにより減少し、2019年では多摩地域内で最も少ない。⃝ 市街化が進んだ地域であるが、農業生産が盛んであり、2019年の農業産出額は多摩地域内で2番目に多い。⃝ ブルーベリー、ニンジン、キャベツなどの地場産農産物のブランド化などに取り組み、需要拡大と地産地消を推進している。⃝ 玉川上水や野火止用水、南沢湧水群、八国山緑地などがあり、豊かな自然環境が広がっている。一方で、2020年の1人当たりの都市公園面積は多摩地域内で最も小さく、2.5m2となっている。⃝ 2019年の生産緑地の面積が多摩地域内で最も大きいが、都市化の影響や相続による税負担、後継者の不足などにより、2009年から2019年にかけて約130ha減少しており、減少面積が多摩地域内で最も大きい。玉川上水(小平市)ベーターキャロット(清瀬市)南沢湧水群(東久留米市)キャベツ(西東京市)八国山緑地(東村山市)
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