新しい多摩の振興プラン
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 第4章 多摩地域の概況 45 ⃝  都市化の影響や相続による税負担、後継者の不足などにより、生産緑地面積が、2009年から2019年までの10年間で15%減となっている。⃝  2018年の総世帯数に占める一戸建て世帯数の割合が30.1%であり、多摩地域内で最も低くなっている。 また、2018年の誘導居住面積水準の達成率も多摩地域内で最も低く、全世帯数の41%に留まっている。⃝  令和元年東日本台風(台風第19号)では、多摩川の増水等により多数の浸水被害に見舞われた。⃝  北多摩南部エリアの6市を所管する多摩府中保健所の管内人口は、都保健所の中で最も多い。⃝  大規模工場が立地しており、2019年の製造品出荷額等は、府中市が多摩地域内で最も多くなっている。⃝  2020年の市民農園数は、多摩地域内で最も多く、多摩地域の約3割を占めている。 また、キウイフルーツやエダマメ他多品目の野菜等の地場産農作物のブランド化などに取り組み、需要拡大と地産地消を推進している。⃝  多摩川や野川などの水辺空間に恵まれている。また、井の頭恩賜公園、深大寺、江戸東京たてもの園など魅力スポットが存在し、多くの人々が訪れている。⃝  武蔵野の森総合スポーツプラザ及び東京スタジアムにおいて、東京 2020大会の競技が複数実施され、また、東京スタジアムにおいて、ラグビーワールドカップ 2019TMの開会式や開幕戦が開催された。ハモニカ横丁(武蔵野市)多摩川いかだレース(狛江市)深大寺(調布市)市民農園(府中市)野川(三鷹市)江戸東京たてもの園(小金井市)

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