36 第4章 多摩地域の概況⃝ 多摩地域の森林の6割を占めるスギやヒノキの人工林の多くは、戦後に造林されたものであり、木材として利用可能な時期を迎えている。⃝ 多摩地域には、約53,000haの森林があり、木材を生産する人工林のほか、里山の雑木林など、多様な森林が広がり、山林災害の防止や、水源のかん養、CO₂の吸収による地球温暖化の緩和、生物多様性の保全など多面的な機能を発揮している。⃝ 都全域と同様に多摩地域においても、都市活動・消費活動等のあらゆる場面で多くのエネルギー・資源・製品が消費され、廃棄物等として排出されている。多摩地域の概況
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