34 第4章 多摩地域の概況⃝ 多摩地域の各エリアには、奥多摩の山々や、高尾山、御岳山、多摩丘陵、狭山丘陵、多摩川、秋川渓谷、玉川上水、国分寺崖線*など、観光資源としてポテンシャルが高く、地域の住民に親しまれている身近な自然が豊富にある。⃝ 樹林地、農地、宅地内の緑、公園、街路樹、河川など、「みどり」の面積の割合を示す「みどり率*」については、2018年で67.8%と、都全域の52.5%に対して高い水準にある。⃝ 多摩地域では、宅地開発による樹林地や農地の減少が続いており、2013年から2018年にかけて、「みどり率」が0.6ポイント減少しており、その内訳は、公園・緑地が0.1ポイント増加しているのに対し、農用地が0.4ポイント、樹林・原野・草地が0.3ポイント減少している。調査年2013年2018年公園・緑地2.8%2.9%みどり率(用途別)農用地水面・河川・水路樹林・原野・草地5.1%1.5%4.7%1.5%59.0%58.7%みどり率合計68.4%67.8%資料:東京都環境局資料より作成多摩地域のみどり率の推移多摩地域の概況4 自然・環境
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