新しい多摩の振興プラン
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 第4章 多摩地域の概況 29(%)100806040200駅まで200m〜500m500m〜1,000m1,000m〜2,000m2,000m以上⃝  多摩地域での最寄り駅までの距離別の世帯数の割合は、2018年では、1km以上2km未満の割合が最も高く約33.5%となっており、次いで、500m以上1km未満の約30%となっている。⃝  最寄り駅までの距離が2㎞以上の世帯数の割合が最も高いエリアは、南多摩エリアである。⃝  多摩地域における通勤時間は、2018年では、1時間以上の世帯数の割合が、3分の1以上となっている。⃝  南多摩エリア及び北多摩北部エリアでは、1時間以上の世帯数の割合が40%を超えている。⃝  2020年9月から同年10月までにかけて実施された国土交通省のアンケート調査(※)では、ほぼ完全にテレワークでの勤務が可能となった場合、東京圏(埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県)在住の約4割が引っ越しを検討したいと考えているという結果が出ている。サテライトオフィスの利用機会が創出されている。(※) 「企業等の東京一極集中に関する懇談会」とりまとめ参考資料より⃝  民間サテライトオフィスが少ない多摩地域においては、公的機関が既存施設を借り上げるなど、資料:「平成30年住宅・土地統計調査結果」(総務省統計局)を加工して作成最寄り駅までの距離別世帯数の割合(2018年)200m未満自然災害⃝  近年、多摩地域でも豪雨や台風による被害が発生しており、とりわけ、令和元年東日本台風(台風第19号)では、多摩川、秋川、浅川をはじめとした河川の溢水や道路の崩落など、甚大な被害に見舞われた。 (令和元年東日本台風(台風第19号)による主な被害)   ⃝ 日原街道の崩落による日原地区(奥多摩町)の孤立   ⃝ 集落につながる道路の崩落による大久野地区(日の出町)の孤立   ⃝ 橋脚が沈下したことによる日野橋の通行止め

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