第6章172 第6章 本プランの実現に向けて172 第6章 本プランの実現に向けて JR南武線沿線自治体が連携し、南武線を沿線住民に再認識してもらい、それぞれの地域資源や取組を官民問わずに見出し、南武線を軸にその沿線の新たな文化の発信や住民同士のつながり等「新たな動き」をつくる動機づけを行いながら、沿線の魅力や可能性を発信することで、シティプロモーションの推進を図っている。 地理的・歴史的・行政的につながりの深い各市は、共通する課題に連携・協力して広域的に対処するため、2021年に協議会としての計画(広域連携プラン)を策定し、「みどりと生活の共存圏」を目指して、多彩な事業を展開している。 さらに、一部事務組合を結成して、多摩六都科学館の運営を行っている。なんぶりんぐ ロゴマークパイロット事業検討会の様子西多摩地域広域行政圏計画多摩六都広域連携プラン南武線沿線自治体シティプロモーション推進協議会 立川市、府中市、国立市、稲城市、川崎市武蔵野・三鷹・小金井魅力向上プロジェクト武蔵野市、三鷹市、小金井市、一般社団法人武蔵野市観光機構、NPO法人みたか都市観光協会、 一般社団法人小金井市観光まちおこし協会 3市はJR中央線に隣接する駅を構え、自然、歴史、文化、産業等共有できるまちの資源が多くあり、これまでもコミュニティサイクルや産業フェスタ等で連携実績がある。3市の行政、観光協会等が持つ経験やノウハウを最大限に生かし、観光事業を実施する市民や事業者の交流の活性化や地域資源の魅力向上等を行い、地域内での継続的な事業実施体制を整え、3市の市民を中心とした交流人口の拡大を目指している。西多摩地域広域行政圏協議会青梅市、福生市、羽村市、あきる野市、瑞穂町、日の出町、檜原村、奥多摩町 水と緑に恵まれた自然環境を生かしながら、地域の連携による新たな活力と文化を創造する圏域づくりを目的に、2021年に新たな長期計画を策定した。西多摩地域の様々な課題に対応するため西多摩地域の魅力発信PR活動、図書館の相互利用、体育大会、地域包括ケアシステム連携事業、子ども詩集の発行など各種共同事業を展開している。多摩北部都市広域行政圏協議会小平市、東村山市、清瀬市、東久留米市、西東京市 本プランの実現に向けて
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