第6章170 第6章 本プランの実現に向けて市町村間での広域的な連携⃝ 地域の実情に精通した市町村による独自の取組は非常に重要であるが、市町村間で広域的に連携した取組や、事業者なども含めた多様な主体との協働・連携も効果的である。⃝ 市町村は、廃棄物処理や病院の運営などをはじめとした幅広い分野において、一部事務組合などを設置することにより事務の共同処理を進め、効率的な事業運営を進めている。⃝ 併せて、多摩地域の5つのエリア区分ごとの連携(東京都市町村企画研究会ブロック会議など)や情報システムの共同利用による効率的な行政運営に着眼した連携も進められている。⃝ また、河川や丘陵など地勢に着眼した連携、産業や観光の振興に着眼した連携、鉄道沿線に着眼した連携などについては、民間の事業者などの多様な主体とも共同・連携し、様々な取組が行われている。⃝ さらに、西多摩エリア及び北多摩北部エリアにおいては、広域行政圏の枠組みを活用した連携も行われている。⃝ 市町村間での広域的な連携については、課題に応じた市町村間の柔軟な連携がより一層図られるよう、引き続き、都として市町村に必要な支援を行っていく。<連携事例>多摩川流域連携会議広域連携サミット東京都多摩地域三市住民情報システム共同利用運営協議会小平市・東村山市・東久留米市自治体クラウド協議会青梅線沿線地域産業クラスター協議会南武線沿線自治体シティプロモーション推進協議会武蔵野・三鷹・小金井魅力向上プロジェクト西多摩地域広域行政圏協議会多摩北部都市広域行政圏協議会 など本プランの実現に向けて
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