第6章168 第6章 本プランの実現に向けて都における推進体制⃝ 都は、これまで、副知事を本部長とし、関係各局の局長級で構成される「多摩島しょ振興推進本部」、関係各局の部長級で構成される「多摩島しょ振興推進本部幹事会」を設置するなどし、関係者間で多摩振興に係る共通認識を持ちながら、全庁的に取組を推進してきた。都と市町村との連携⃝ 今後とも、「多摩島しょ振興推進本部」を多摩振興の推進力として有効に活用するなど、庁内連携を一層推進するとともに、本プランに掲げる取組の進捗状況について、毎年度、調査・把握し、的確な進行管理を行い、対外的に公表をしていく。⃝ 子育て支援や高齢社会への対応、まちづくりなどの都民に身近な課題に対する施策の効果を高めるためには、都と市町村が緊密に連携して共に取組を進めていく必要がある。⃝ このため、市町村や、市長会、町村会との連携・協力を一層推進し、本プランの目指す方向性について共通認識の醸成を図るとともに、地域特性を生かし独自の取組を展開する市町村に対し、都として必要な支援を行っていく。⃝ 都はこれまで、市町村による行政サービスの向上やまちづくりの推進などを図るため、各種交付金や補助金等を活用して市町村への支援を行ってきた。 今後、多摩地域は、本格的な人口減少・少子高齢化を迎えるとともに、新型コロナの影響を受け「新しい日常」を前提とした社会の大きな変化や変革を受け入れながら、これまで以上に、創意工夫を凝らした取組を進める必要がある。 そのためには、都が多摩地域の振興に資する事業を着実に進めることはもとより、地域の実情に精通した市町村等と緊密に連携などを図っていくことが重要である。市町村への財政支援等⃝ 本プランで示した方向性により多摩の更なる発展を実現していくためには、都による取組をより一層推進する必要があることはもとより、市町村が地域の実情に応じて推進する創意工夫を凝らした取組に対する支援も必要である。本プランの実現に向けて
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