第5章 多摩地域の更なる発展を目指した取組 1413 多摩産品のブランド化と魅力の発信 消費者ニーズや地域の特性を踏まえ、農林総合研究センター(立川市)等の都の試験研究機関において作出されるオリジナル品種を生産現場に速やかに普及し、生産を軌道に乗せ、消費者に対して訴求力のある効果的なPRを行うことで、農業経営に貢献する作目として育成する。 江戸東京野菜の生産と流通を拡大することにより、消費者の食生活を豊かにするとともに、江戸東京野菜を一つのステップとした東京農業の高付加価値化を推進する。 第三者機関である公益社団法人日本食肉格付協会による格付けを継続して実施し、肉質に対する更なる信頼性向上を推進することにより、トウキョウX*が東京都産食材の一角を担う重要なパーツとなるためのブランド力強化を図る。併せて、引き続き生産基盤強化を行っていく。 都が有する特性・強みを生かした「東京都GAP*」により食品安全や環境に配慮した持続可能な農業を推進し、都民へ安全安心な農産物を提供する。 持続可能な東京農業の実現に向け、農業者のGAP*認証の取得・維持に向けた環境整備を支援する。 また、小売事業者のGAP認証農産物の取扱いを増加させるため、認証農産物の販売イベントを通して支援を行う。これらの取組を通して、認証農産物の流通促進と認知向上を図る。 地場農産物の消費拡大と販路開拓のため、行政、商工会、観光協会、企業等を巻き込んだ、地域一体の取組を積極的に行う市区町村に対して、その経費の一部を支援し、地産地消を推進していく。八王子ショウガスーパーマーケットや百貨店でのGAP認証農産物PRイベント都オリジナル品種普及対策事業 【産業労働局】江戸東京野菜生産流通拡大事業 【産業労働局】TOKYO Xブランド強化支援 【産業労働局】東京都GAP推進事業 【産業労働局】GAP認証農産物普及促進事業 【産業労働局】地場産農産物消費拡大支援事業 【産業労働局】
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