第5章 多摩地域の更なる発展を目指した取組 1392 林業の産業力の強化 林業経営体等が森林所有者から施業や経営を受託し、施業の集約化により森林整備の効率化を進めるため、不明瞭な森林境界の明確化に対して支援を行う。 公共施設のモデル的な内装木質化・什器導入、製材所等のレベルアップ、森林整備の未来の担い手育成など総合的な取組を集中的に行い、大都市東京の活動と暮らしを支え、持続可能な東京の実現に不可欠な多摩地域の森林を健全な姿で次世代に継承する礎を築く。 林業労働力の実態把握を継続的に行いながら、林業技術者の確保・育成を図るとともに、林業技術者を安定的に雇用できるよう林業経営体等の強化を推進する。 また、林業経営体等に対する先端技術の導入支援などにより、林業経営体等の経営力強化を図る。 日の出町に整備した研修施設「東京トレーニングフォレスト」において、伐採・搬出を行うために必要な専門的な知識や技術の習得を図り、高度な技術者を育成するための研修を実施する。 50年、100年先の長期を見据えた東京の森林の将来像の実現に向け、市町村が行う森林整備や木材利用に対する支援、多摩産材や森林・林業に関する都民への普及・PR等を行うことにより、緑豊かな大都市東京を次世代に継承する。 山地の保全、水源かん養、CO2の吸収や木材供給など、森林の持つ多面的な機能を十分に発揮させるため、森林所有者や林業経営体等が実施する造林や保育、間伐、森林作業道の設置などの森林整備作業に対して支援を行う。多摩産材の流通東京トレーニングフォレスト（講義などが行われる建屋）多摩産材生産・流通効率化支援事業 【産業労働局】 多摩産材の伐採から利用までの木材流通の効率化に向け、デジタル技術を活用した多摩産材の出材予定などの供給情報等を提供するシステムを構築し、運用する。森林経営効率化支援事業 【産業労働局】森林・林業次世代継承プロジェクト事業 【産業労働局】林業労働力総合対策事業 【産業労働局】伐採・搬出技術者育成事業 【産業労働局】東京の森林の将来展望実行プログラム 【産業労働局】造林対策 【産業労働局】
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