124 第5章 多摩地域の更なる発展を目指した取組 市町村や民間等による土地区画整理事業・市街地再開発事業に対し、事業計画や換地計画等の認可や、円滑に事業が進められるように必要な指導、監督及び財政的な支援などを実施する。 市街化調整区域の開発許可基準について、市街化を促進しない範囲で地域再生に資する既存建築物の用途変更を弾力化し、農家住宅や空き校舎等をシェアハウスやサテライトオフィスにするなど、既存集落の活性化を図る。 「都市づくりのグランドデザイン*」の中で、日本と東京の活力を牽引するエンジンとなるゾーンの1つとして「多摩イノベーション交流ゾーン」を設定し、多摩地域において、企業、大学、研究機関等の集積を生かし、イノベーションを創出できる拠点をつくることが位置付けられた。 その実現に向けた計画である「多摩のイノベーション創出拠点の形成に向けた取組方針」(2020年2月策定)に基づき、イノベーション創出に向けたモデル事業を実施するほか、これらを踏まえて、多摩の新たな拠点整備計画の策定とともに、具体的な推進方策を検討し、多摩ならではの強みを生かした多様なイノベーション創出拠点を形成していく。[多摩イノベーション創出まちづくり検討支援モデル事業実施地区] ・尾根幹線沿道拠点地区(多摩市)・府中基地跡地留保地周辺地区(府中市) ・日野市北西部イノベーション拠点地区(日野市)・八王子市旭町・明神町地区(八王子市)市街地整備事業の推進 【都市整備局】市街化調整区域における空き家等の活用促進 【都市整備局】多摩の新たな拠点整備の推進 【都市整備局】❹
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