新しい多摩の振興プラン
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 第5章 多摩地域の更なる発展を目指した取組 1052 地域の医療保健事業の支援 地域医療構想に基づく病床機能の分化・連携を促進するため、医療機関に対して、病床の整備や病床機能の転換に要する費用の補助や、医療経営の専門家による経営分析等の支援を実施する。 多摩地域における市町村公立病院に対して、その運営に係る経費を補助する。また、医師の確保が困難なへき地や周産期・小児・救急医療の医師不足が深刻な多摩地域の市町村公立病院等に地域医療の支援に意欲を持つ医師を「東京都地域医療支援ドクター」として採用・派遣する。[(参考)多摩地域の市町村公立医療機関] ・青梅市立総合病院 ・町田市民病院 ・公立昭和病院(小平市) ・日野市立病院 ・公立福生病院 ・稲城市立病院 ・公立阿伎留医療センター(あきる野市) ・檜原村国民健康保険檜原診療所 ・奥多摩町国民健康保険奥多摩病院 へき地(島しょ地域及び山間地域)に勤務する医師等を安定的に確保するため、都内のへき地町村の要請により策定する派遣計画に基づき、へき地診療所等に対し、都内大学病院等(事業協力医療機関)から医師及び歯科医師を定期的に派遣する。 多摩地区の公立病院での就業に関する情報を収集し、進路情報連絡会を通じて各都立・公社病院への周知を実施するなど、医師が不足する地域への医師アカデミー修了生の活用を推進する。 東京都立多摩総合医療センターから多摩地域の公立病院に、指導医クラスの医師を派遣し、診療支援だけではなく、若手医師を育成し、診療科の体制の強化に結び付ける。 また、症状に応じて身近な公立病院で受診が可能となるよう病院間の連携を強化し、多摩地域の医療水準の向上に貢献する。地域医療構想推進事業(施設設備整備) 【福祉保健局】市町村公立医療機関への支援 【福祉保健局】へき地勤務医師等確保事業 【福祉保健局】東京医師アカデミー修了生の就業支援 【病院経営本部】多摩地域における医療人材の育成支援 【病院経営本部】

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