第5章 多摩地域の更なる発展を目指した取組 1013 消防活動及び救急活動の体制強化 社会情勢の変化や職員の年齢構成の若年化に伴う経験不足等から、警防隊員全体の指揮能力及び活動能力の低下が危惧されているため、個人及び部隊の消防活動能力強化や部隊を支える警防本部の機能強化を図る。 今後、発生が懸念される首都直下地震等の発生に備え、震災対策用資器材を活用した実践的な訓練、各部隊との連携訓練を実施し、震災等の大規模災害に対する総合的な対応能力を強化する。 重大事故の発生を受け、再発防止対策を航空隊、地上部隊及び航空連携隊の活動に対しても反映させることにより、安全な航空消防活動体制を確立する。 現場到着時間の短縮効果が高く、救急需要が多いエリアを対象に計画的な増隊の検討や感染症対策を強化する等、救急活動体制を強化する。 また、救急車を呼ぶか迷った時に相談できる、「♯7119」救急相談センターの運営による救急車の適正利用を促進するほか、都民が安心して応急手当を実施することができる体制を構築する。 多摩地域に消防団のPRポスターを掲出し、同時期にWEB広告と入団希望者がオンラインでエントリーできるWEBフォームを開設する。 また、女性消防団員の加入促進及び定着支援に主眼を置いたセミナーを東京都消防訓練所と連携して開催する。災害実態に迅速・的確に対応する消防活動体制の強化(災害救急情報センターにおける指令管制システムの更新)基本構想検討救急活動体制の充実強化取組2020年度2021年度2022年度基本構想策定設計計画的な増隊第九消防方面本部に新しく配置された陰圧型救急車2023年度開発災害実態に迅速・的確に対応する消防活動体制の強化 【東京消防庁】大規模災害対策の強化 【東京消防庁】安全な航空消防活動体制の確立 【東京消防庁】救急活動体制の充実強化 【東京消防庁】消防団PRへの支援 【総務局】
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