82強靭な首都東京を実現大規模噴火降灰対応指針等を踏まえ、東京都地域防災計画火山編を修正し、富士山噴火降灰時における都市機能の早期回復に向けた対策を推進するとともに、島しょの防災力を強化するため、円滑な避難対策や普及啓発、無電柱化等を推進火山噴火への備えを強化・島しょの防災力を一層向上富士山噴火に備えた体制の確立◆避難体制の構築•国や区市町村等と連携し、広域避難等の避難計画の具体化◆降灰に備えた物資の供給•在宅避難に備え、都民・事業者等の備蓄を促進◆降灰に係る意識の醸成◆移動型交通情報提供装置を導入◆消防活動における資機材を増強◆噴火警戒レベルに応じた避難対策の推進、火山リスクの発信•噴火警戒レベルに応じた避難の実効性を向上させる訓練・検証を実施•シンポジウムの開催、火山防災マップやリーフレット等の展開により火山◆島しょの無電柱化を推進•利島・御蔵島において電柱のない島(2030年度までにおおむね完了)を◆津波避難対策の強化•南海トラフ地震等による津波避難の意識向上を図るため、除去できる高機動救助車・道路啓開型(仮称)を整備実現するため、港と集落を結ぶ区間の工事を推進津波が起きた場合の被害を映像化するなど、普及啓発を実施◆避難体制の構築島しょの防災力を強化戦略8※多車線道路の場合は、原則として外側の車線からの除灰を想定するが、現地の状況(放置車両や降灰、沿道の状況、道路構造等)を踏まえて適宜除灰順序を設定※優先除灰道路等における交通規制については検討が必要◆降灰情報の把握•国や関係自治体と連携し、広域的な降灰情報の収集体制を構築◆道路啓開体制の構築•優先除灰道路の選定など、降灰の初期段階から効率的に除灰する体制を◆ライフラインの降灰対策の促進•降灰予防、応急復旧策強化に向け、ライフライン事業者と連携を促進◆降灰処理体制の整備整備緊急車両や物資輸送車両等の通行を早期に回復するため、優先除灰道路の原則上下各1車線を啓開•都内における仮置場選定の考え方を整理し(選定場所や除外場所の条件等)、区市町村と連携して候補地選定に向け検討道路除灰手順の基本的な考え方•降灰時の被害様相や身を守るポイントをCG動画やリーフレット等で見える化•長時間電源を自給でき、都民に対し、情報を発信し続けることのできる四輪駆動のサインカーを整備•走破性に優れ、アタッチメントの換装により降灰等の障害物をリスクや島外避難への備えについて周知噴火が起きても都市活動を維持するまち・安全安心な暮らしやすい島を実現
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