「未来の東京」戦略 version up 2024
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61イノベーションの創出・新たな産業構造への転換◆農地の保全◆多様な担い手の確保・育成•新規就農者が就農開始時に必◆東京農業の新展開•最新DX技術の現地実装を進める東京型ス◆東京産農産物の魅力向上•都心部に東京産農産物をPRできる拠点を設け、認知度向上や消費拡大を推進◆東京の農林水産業の魅力を効果的に発信次世代に引き継ぐ、持続可能な農林水産業の確立◆花粉の発生を抑える森林循環◆木材需要の裾野を拡大•とうきょうの木魅力発信拠点TOKYO MOKUNAVIを運営し、木材製品等を展示することで「とうきょうの木」をPR◆東京の森林の魅力向上森林資源の循環を促進水産業の競争力を強化戦略12気候変動や国内外の情勢変化など、東京の農林水産業を取り巻く環境が厳しさを増す中、最先端技術の活用や地域の特性を活かした取組、地産地消の推進などにより、都民生活に貢献するサステナブルな産業へ進化次世代につなぐ農業を展開•長期の貸出しを行う農地所有者への支援を、生産緑地に加え、農業振興地域等にも拡充要とする施設整備費や農業用機械導入費を補助•農業に主体的に携わっている女性等に向け、女性活躍のためのセミナーを開催マート農業オープンラボを開設•下水汚泥から回収したりんを肥料として利用するため、試験栽培を開始•堆肥や緑肥の購入等を支援し、化学肥料価格の変動を受けにくい経営を実現•東京産農産物の学校給食への活用を促進するため、学校給食に出荷する農業者のPRや出荷用機器導入を支援•日本各地の木材業者等が出展する商談会を開催し、国産木材の販路拡大を促進•農林水産業の活性化と将来の担い手確保を図るため、農林水産業の若手リーダーがその魅力を•花粉の少ないスギ等への植え替えや利用期を迎えたスギ・ヒノキ林の伐採を推進•立木調査における最新レーザー技術の活用などDXの推進により、作業を効率化•都有保安林においてヘリ集材を導入し、伐期に達している人工林の更新を加速化•森林環境譲与税を活用し、区市町村と連携した協議会の運営などの取組を推進•東京の森林で働く技術者の実演や林業の体験型イベント等を開催インフルエンサーを活用してSNS等で広く効果的に発信•大学と連携して都主要魚種の移動生態を把握し、精度の高い資源評価に繋げる取組を推進•貝類に加え、魚類、藻類など、新たな対象種の種苗生産技術の確立に向け調査等を開始•水産加工品の商品開発や販路開拓、食の安全安心の確保等を支援•都内産農水産物の輸出と海外販路開拓に意欲的な生産者等を対象にアドバイザーを派遣◆海洋環境の変化に応じた資源管理•水産資源の状態を正確に把握するため、フィッシュタグによる標識放流調査を強化◆水産物の生産・流通を促進•スマート計量システムを選別機等周辺機器と連携させ、漁協荷捌き業務のDXを推進◆東京産水産物の認知度UP•魚食を促進するため、一般消費者を対象とした調理講習会の開催や、調理解説動画を配信生産性と収益性を高め、「東京ならでは」の魅力あふれる産業へと成長

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