「未来の東京」戦略 version up 2024
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みんなで一緒に緑を育てるまちづくりにあわせた緑の創出豊かな緑や開放的な広場を創出緑と水のネットワーク化まちのシンボルとなる緑豊かな空間を創出地域に根付いた緑(屋敷林等)を守る豊かな自然を有する地域を保全樹木を残す新たな仕組み水道水源林の保全管理持続可能な森林循環を促進緑・自然が有する機能を活用「グリーンインフラ」公園の魅力を高めTOKYOの顔に地域の名所として緑を活用豊かな自然の魅力を発信緑の多様な価値を活かす2023年6月2日に高知県等で発生した線状降水帯44みどりと生きるまちづくり都市機能と自然環境の調和が重要視される中、2023年7月、新たな緑のプロジェクト「東京グリーンビズ」を始動。都民をはじめ様々な主体との連携・協力により「まもる」「育てる」「活かす」取組の輪を拡大し、東京の緑の価値を高めていく◆緑を取り巻く状況の変化◆東京グリーンビズを始動世界的な気温の上昇、激甚化する自然災害感染症の世界的流行、人々の価値観・行動の変化「まもる」取組「東京グリーンビズ」を強力に推進世界目標である「ネイチャーポジティブ」の実現「活かす」取組「育てる」取組サステナブルな素材である木材需要の増加世界的な食糧需要増加、資源の有効活用戦略13•これまで「緑溢れる東京プロジェクト」に基づき、公園整備、緑地保全、開発等における緑創出など、緑の量的な底上げと質の向上を図り、緑を増やす取組を推進•気候変動や生物多様性への対応など社会環境の変化を踏まえ、これまでの取組強化や新たな施策展開により、「緑」の持つ多様な機能を最大限に発揮させる必要•ふれあいの場の形成、地球温暖化の防止、生物多様性の保全、防災力向上、景観形成など、緑の機能を最大限発揮•緑に親しみ・楽しみながら育むために、都民をはじめ様々な主体と連携・協力(出典)気象庁ウェブサイト(出典)ブライアントパークウェブサイト(出典)環境局「東京都生物多様性地域戦略」(出典)ヘルシンキ市ウェブサイト「東京グリーンビズ・ムーブメント」新鮮な農産物の供給身近な農業体験・交流の場環境の保全(出典)農林水産省ウェブサイト等を基に作成「緑」の持つ機能を最大限に発揮させ、自然と調和した持続可能な都市を実現

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