認知症との共生治療・ケア研究29アクティブなChōju社会を実現認知症の人が社会の一員として尊重されるとともに、希望を持って暮らすことができる社会の実現に向けて、認知症の治療法開発等の技術革新や予防・早期診断の取組を支援•都民の認知症に対する理解を深めるための普及啓発を実施•認知症早期診断のため、都が区市町村に対し補助を行う認知症検診の対象者を拡充•医師会と連携して認知症サポート医認定制度を創設し、認知症サポート医の活動を活性化•発症メカニズムの解明や病態進行を遅らせる新しい治療法、治療薬の開発につなげる基礎研究を推進•BPSDケアプログラムに関するオンラインシステムの運用・管理等を実施都民の認知症に対する理解を深め、同じ社会の一員として地域をともに創っていく啓発・検診①セルフチェック②認知症検診、問診普及啓発東京都医学総合研究所の研究TOKYO認知症施策推進プロジェクトを始動し認知症との共生を実現TOKYO認知症施策推進プロジェクト認知症の人や家族のニーズ等と認知症サポーターを中心とした支援をつなぐチームオレンジを整備診断新薬への対応(東京都健康長寿医療センター)③検査地域づくり精密検査研究の蓄積による下支え④認知症抗体医薬の投与東京都健康長寿医療センターの研究(IRIDE)•関係機関や民間企業等と連携して社会参加の機会を創出※都内先行自治体においてモデル実施•東京都医学総合研究所と協働して、BPSDケアプログラム※を運用・普及促進社会参加促進認知症になっても、社会の対等な構成員として支え合い共生できる社会の実現治療・介護⑤日常の医療⑥介護保険サービスの利用戦略4•認知症の人や家族を支える「チームオレンジ」整備に対する伴走型支援を実施•GPS機器等のIoTを活用した認知症高齢者の早期発見の仕組みづくり等に取り組む区市町村を支援•12医療圏において、新薬を用いた治療が実施できる体制を確保•認知症抗体医薬に対応できる医療機関や人材を育成•専門職等からの相談窓口の設置•認知症疾患医療センター職員への研修の実施•認知症研究のプラットフォーム「TOKYO健康長寿DB」について、外部研究機関等がデータベースを活用できる環境を整備•医師の診断をサポートするAI認知症診断システム及びバイオマーカーの実用化•早期発見・早期支援につなげるAIチャットボットにおける会話機能の精度を向上•地域コホートビッグデータを活用したリスク要因の見える化リスクチャートを完成•地域で暮らす認知症高齢者支援モデルを構築※不安、うつ、徘徊などの行動・心理症状を「見える化」し、適切なケアをサポートするプログラム方向性
元のページ ../index.html#31