TOKYO強靭化プロジェクト upgradeⅠ 概要版
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○ハード面の備えの効果を最大限高める観点から、DXの取組を掛け合わせ、施策の相乗効果を高める○都民や事業者、区市町村などへの事前の災害リスク情報の提供や、発災時の一元的な情報発信、デジタル技術を活用した情報発信などを積極的に展開○気候危機の一層の深刻化は大きな課題。本プロジェクトの推進にあわせて脱炭素社会の実現に貢献するため、HTTの取組と連携を図っていく○相次ぐミサイル発射による脅威も、現実的なリスク。弾道ミサイル攻撃への対策について、本プロジェクトと関連する取組として示し、その方向性を共有していく○本プロジェクトで電力の途絶対策の一つとして位置づけている、太陽光発電など再生可能エネルギーや、再エネの調整力の役割を担い大量導入を支える○爆風からの被害を軽減できる避難施設確保に向けた取組を継続。より安全に避難できる施設について調査・検討を進め、将来を見据えたハード面の施策に取り組む○避難行動の普及啓発活動の充実、訓練を通じた避難行動の実践や関係機関の連携要領の確認など、ソフト面を強化グリーン水素は、脱炭素化にも資することから、HTTの取組とも連携して導入を推進し、強靭でサステナブルな都市を実現する35(3)DXを導入した取組の展開(4)自然の機能を活かすグリーンインフラの活用○グリーンインフラは、自然環境が有する機能を、気候変動への適応や、生物多様性の保全など、社会における様々な課題解決に活用しようとする考え方○今後さらに自然環境が持つ防災・減災をはじめとした各種機能を有するグリーンインフラを活用し、プロジェクトの効果を高めていく(1)HTTの推進(2)ミサイル攻撃から都民を守る取組<取組事例>衛星データ等を活用したリスクの事前把握都市のデジタルツインドローン・人工衛星等による被害把握AIの活用2プロジェクトの効果的な推進策3都民等への情報発信○発災時に被害を最小限に抑え、人心の安定を図るためには、被害の正確な状況や、避難に関する情報等を迅速かつ的確に伝え、落ち着いた行動を促すことが必要1プロジェクトに関連する取組との連携(前頁から続き)第5章プロジェクトの推進第6章関連する取組との連携

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