××感染症蔓延下で大型台風や地震に見舞われると、避難先での感染拡大リスクが増大する。そのため、被害予測・把握を迅速化し、避難所の混雑状況や開設状況を随時発信することで、特定の避難所への集中を回避する。加えて、避難先において、感染対策を適切に講じることで、避難所への避難を余儀なくされる人が安心して避難生活を送ることができる。33都市開発諸制度等を用いた非常用発電機設置促進災害時に生活継続しやすい「東京とどまるマンション」の普及、マンション防災の充実強化(エレベーターの早期復旧)※『大規模地震➡大型台風』、『感染症+風水害・地震』の他にも、地震発生後に火山が噴火した場合、数cmの降灰でも交通支障が発生し、救出救助活動や物資、燃料の搬送、がれきの撤去などの応急対策や復旧作業が困難となるなど、被害が激甚化・長期化される要素は考えられる。こうしたその他の複合災害についても、起こり得る具体的な事象を想定した上で、必要に応じて方向性を整理していく必要がある。取組のねらい災害発生時の被害を迅速に予測・把握災害情報システムの機能強化地震復旧状況台風接近情報避難所の量的不足を踏まえた分散避難の更なる促進災害状況に応じた適切な情報発信都民や企業に対する自助・共助の取組支援避難所に到着してから避難者受付までの流れ(感染対策)避難所における感染対策の促進ハードの施策危機ごとの取組(再掲)情報発信避難行動3首都圏全体で複合災害を乗り切る第4章各危機に対するプロジェクト取組例(感染症+風水害・地震)ソフトの施策被害把握
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