被害を激甚化・長期化させうる複合災害に対しては、発災前・発災後のタイムラインごとにプロジェクトの方向性を整理した上で、×危機ごとの『大規模地震➡大型台風』、『感染症+風水害・地震』の2つの具体的な取組例を例示し、施策や事業のイメージを提示大地震により堤防等が損傷した箇所から浸水が拡大し、避難所や自宅に留まれないおそれがある。そのため、発生する被害の予測・把握を迅速化した上で、被害の状況に応じて広域的な避難の検討も行いながら、適切な避難先やルート情報について情報発信することで、安全な避難先に的確に誘導する。32高台まちづくりと連携した避難先整備河川施設・海岸保全施設の耐震・耐水化取組のねらい災害発生時の被害を迅速に予測・把握災害情報システムの機能強化地震復旧状況台風接近情報×避難先やルート情報の随時発信強化災害状況に応じた適切な情報発信広域的な避難支援広域的な避難の検討体制の構築情報発信避難行動3首都圏全体で複合災害を乗り切る取組(再掲)ハードの施策第4章各危機に対するプロジェクト取組例(大規模地震➡大型台風)ソフトの施策被害把握
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