TOKYO強靭化プロジェクト upgradeⅠ
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第4章67(1)風水害(1)激甚化する風水害から都民を守る※大規模な地下空間を有する渋谷、新宿西、新宿東、池袋、新橋、八重洲、大手町、丸の内、有楽町、銀座、上野・御徒町、及び浅草の計12地区地下街等の管理者、隣接ビルの管理者、鉄道事業者、地元区等から構成される「東京都地下街等浸水対策協議会」を設置し、関係者が連携して地下街等の浸水対策を推進部会幹事会〇高齢者や外国人を含む多くの利用者が集まる地下街等では、地上の状況が分からないため、浸水時の対応が遅れるおそれ〇万が一の浸水時に、誰もが迅速かつ円滑に避難できる環境の構築が極めて重要〇大規模地下街等12地区※を中心に利用者の安全を確保する避難誘導策を充実・避難訓練、シミュレーション等により避難経路を最適化(2029年まで)・避難経路の情報発信手段の充実(デジタルサイネージ、多言語放送、アプリでのプッシュ通知等)〇ターミナル駅周辺など甚大な人的被害が懸念される箇所を優先して順次推進〇地下空間を有する民間ビル等と連携した浸水対策等の推進2030年頃の中間目標2030年代前半までに、大規模地下街等12地区で避難確保の充実を完了し、概ね8分以内の避難が可能02起こり得る全ての水害から都民の生命や生活を守る東京都地下街等浸水対策協議会の構成リーディング事業地下街等の避難誘導①(1)激甚化する風水害から都民を守る2

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