第2章23■ゆとりある都市空間の創出・活用や、交通手段の分散化・多様化の取組を展開してきた。■新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止対策を契機に、ソーシャルディスタンスの確保や密の回避、テレワークの利用拡大や多様な移動手段の活用など、人々の意識や行動に変化が生じた。整備状況、都内状況等【ゆとりある都市空間等】○都市公園等︓一人当たり面積5.74㎡(令和5年4月時点)○公開空地等︓新規14件※1(令和4年度)○パーク・ストリート東京の取組実績︓24地区(令和4年度)【自転車通行空間】○優先整備区間(都道)︓371km※2(令和4年度末)○臨港道路等︓31.9km※3(令和4年度末)【コロナ禍における都民生活等】○都内繁華街の人出(21時)※1都市再生特別地区及び都市開発諸制度の都決定・許可件数※2整備目標︓570㎞※3整備目標︓50.7㎞※4従業員30人以上の企業︓最大で8割以上減(令和2年4月)○首都圏のピーク時間帯の主要駅利用者︓最大で7割以上減(令和2年4月)○都内企業※4のテレワーク実施率︓約24%→ 最大で6割以上が実施(令和3年8月)■東京は、企業の集積、多彩な観光資源、各種会議・イベントの開催などにより、海外との人や物の往来が活発な世界有数の国際都市である。これまで新たな感染症は世界各地で繰り返し発生しており、近年、人、モノの移動がグローバル化していることなどに伴い、こうした新たな感染症は国境を越えて広がっている。■令和5年5月には新型コロナウイルス感染症の法律上の位置づけが5類に変更されたが、今後も、海外から我が国に新たな感染症が持ち込まれ、感染が拡大するリスクがある。<世界規模での感染症の流行>(出典)theNationalMuseumofHealthandMedicine.NCP1603-Emergencyhospital duringinfluenzaepidemic,CampFunston,Kansas.スペイン風邪流行時の米陸軍ファンストン基地(出典)厚生労働白書、国立感染症研究所ウェブサイト等を基に作成世界における感染症の歴史繰り返し発生する感染症東京の現在地(感染症にも強いまちづくり)東京を取り巻く状況(5)“密”がリスクとなり、社会経済活動を脅かす『感染症』1
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