TOKYO強靭化プロジェクト upgradeⅠ
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第5章2プロジェクトの効果的な推進策(3)DXを導入した取組の展開175本プロジェクトでは、ハード面の備えの効果を最大限高める観点から、直面する危機に対してDXの取組を掛け合わせ、施策の相乗効果を高めていく。・人工衛星による観測データ等の活用により、地形の改変が行われた箇所を抽出・不適正な盛土行為や既存の盛土に関するリスクについて、投稿アプリやAI自動検知の仕組みを整え、都民の力も活用した見守り体制を構築・防潮堤や水門など、防災上重要な施設をドローンを用いて迅速に点検・人工衛星やドローン等、複数の情報通信機器を島しょ全島で活用し、被害状況をリアルタイムで把握・浸水や土砂災害の被害の様相を可視化・行政や関係機関の訓練で活用して災害対応力を強化・雨量、河川水位等の防災データを3Dビューア上に表示し、情報発信を強化災害状況を自動検出水門等の操作を支援河川水位を的確に把握(出典)ProjectPLATEAU(国土交通省)<DXの取組>不適正盛土の検知ドローンを活用した遠隔点検人工衛星等を活用し、被害状況をリアルタイムで把握衛星データ等を活用したリスクの事前把握ドローン・人工衛星等による被害把握平時の備え都市のデジタルツイン発災時・発災後デジタルツインを活用した水害シミュレーション多様な分野のデータを連携要救助者の迅速な把握・ドローンの空撮映像から現場に残された人や水位の予測・高潮による水位の変動をAIで予測し、河川監視カメラの自動解析・監視カメラ映像の自動解析により、AIの活用

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