TOKYO強靭化プロジェクト upgradeⅠ
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168○様々な課題の解決が期待されている都において、2040年代の目指す東京の姿を確実に実現するためには、これまで以上に、事業執行の迅速化・効率化とともに執行体制の強化を図る必要がある。そのため、都政のあらゆる現場における徹底したAIやデジタル技術の活用とともに業務のあり方自体の見直しを進め、さらには社会情勢の変化も踏まえた職員の採用・育成を行うことで、都庁の執行力を強化していく。<事業執行の迅速化・効率化に向けた取組>■今後都のインフラ整備が増加していく中、工事における生産性向上や働き方改革を一層図る必要がある・工事関係書類のデジタル化などデジタル技術を活用した業務の効率化・DXの活用による施工の高度化(ICT施工、BIM/CIMの活用、遠隔臨場・検査等)・ChatGPT、AI相談窓口等の導入推進による内部事務の効率化・積算をはじめ基幹的業務の仕事の見直し・技術力等の活用など民間との協働の推進<執行体制の強化に向けた取組>■今後、生産年齢人口が減少し、技術職員の人材確保が厳しさを増す中にあっても、着実にプロジェクトを推進していく必要がある・プロジェクトを着実に推進するために必要となる技術職員の確保と育成・技術職員の確保に資する技術職業務の魅力発信及び採用手法の多様化等の改善✓民間企業志望者でもより受験しやすい試験への見直し✓第二新卒などがチャレンジしやすいよう、受験機会を拡大等等(2)プロジェクト推進に向けた執行力の強化

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