第4章103(2)地震(2)大地震があっても「倒れない・燃えない・助かる」まちをつくる(出典) 東京市役所編纂,「帝都復興記念帖」小学校隣接の復興小公園現在の復興小公園の事例(中央区)現在の復興小公園の事例(台東区)〇関東大震災による帝都復興計画で、復興小学校に隣接して整備された復興小公園は、東京市の提案で実現〇震災復興のシンボルとなるとともに、後の都市公園や児童公園のモデルとなった〇震災の焼失区域において、地域コミュニティの中心や地域の防災拠点等として、52か所設置されたが、時代の経過とともに3か所が消滅〇当時の思想などを踏まえ、防災機能を拡充し、災害時の分散避難の場ともなる地域の防災拠点として再生併せて、地域コミュニティの交流・憩いの場等としても活用できる機能を備えた今日的な公園とする・防災機能の拡充と併せて、復興小公園の由来・意義等を後世に伝え継承するため、銘板を設置・再生に向けた公園改修を行う関係区を支援〇関東大震災100年を契機としたムーブメントの展開の一環として、復興小公園の再生を通じ、あらゆる世代に対する防災意識の啓発につなげるとともに、都市の魅力の更なる向上を図り、人に優しくゆとりある空間を創出2030年頃の中間目標04大地震後における住宅・インフラ・都民生活の持続可能性確保全ての小公園(49か所)の再生に着手リーディング事業復興小公園の再生①(2)大地震があっても「倒れない・燃えない・助かる」まちをつくる2
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