てこ32020年にスタートした「シン・トセイ」は、2025年度を目途に「デジタルガバメント・都庁」の基盤の構築を目指し、DXを梃子に都政の構造改革を進め、紙やはんこが基本のアナログ環境からの脱却などを達成してきました。本年1月にバージョンアップした「シン・トセイ4」では、都政のQOS(クオリティ・オブ・サービス)を向上させるため、DXの「D(デジタル)」はもとより、「X(トランスフォーメーション)」の強化を掲げ、取組を進めています。人口減少など社会情勢の変化を受け、都政課題が複雑化・困難化する中においても、都民がQOSの向上を実感し、生活がもっとよくなるよう、取組を強化・加速していきます。都民目線で徹底的に質にこだわった行政サービスの提供を進め、あらゆる分野でのDXを組織横断で推進していきます。新たなサービスを提供するため、官官・官民・官学の共創を強化するとともに、AIをはじめとしたテクノロジーを徹底的に”使い倒し”、業務を抜本的に見直すことで、誰もが能力を最大限に発揮できるイノベーティブな都庁を職員全員で作り上げていきます。こうした改革を進めていくための具体的な方針が、この「シン・トセイ重点強化方針2024」です。各局等では、この方針に基づきプロジェクトを推進するとともに、来年度に向けて必要となる予算・人員の確実な見積りをお願いします。職員一人ひとりの力をあわせ、新たな都政「シン・トセイ」を実現していきましょう。構造改革推進チームリーダーサブリーダー副知事副知事中村倫治宮坂学より質の高い行政サービス(QOS)と「政策×DX」の推進へ
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