シン・トセイ4 都政の構造改革QOSアップグレード戦略
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てこ3一方で、改革を進める間にも社会情勢は次々と変化し、都民のニーズも複雑多様化しています。こうした中でも確実にQOSを向上させていけるよう、都政の構造改革はバージョンアップを重ねてきました。2023年1月に公表した「シン・トセイ3」では、改革の取組を都政現場全体へ拡大するとともに、「オープン&フラット」な都庁を理念に掲げ、利用者である都民・事業者との対話、多様な主体との協働、都庁組織の活性化といった視点から職員自らの行動を変革し、更なるサービスの質向上を目指すなど、改革をより広く、より本質へと深化させました。コロナ禍で顕在化した課題を克服し、都政のQOS(クオリティ・オブ・サービス)を向上させるため、都政の構造改革を開始して3年半となります。DXの推進を梃子に、職員一人ひとりが主体となって、紙やはんこが基本のアナログ環境からの脱却を図るとともに、行政手続のデジタル化や都民利用施設のキャッシュレスを推進するなど、これまでの都庁の仕事のあり方を抜本から見直してきました。今回のバージョンアップでは、「シン・トセイ3」で示した方針を継続しながら、DXの重点を「D(デジタル)」から「X(トランスフォーメーション)」へとギア・チェンジし、都民が「実感」できるQOSの向上へと、改革を更に深掘りしていきます。都民が「実感」できるQOS向上へ重点的に改革を推進

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