新型コロナウイルス感染症対策に係る東京都の取組
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令和3年1月、東京iCDC専門家ボードの感染制御チームにおいて、家庭内での感染対策についてまとめた「自宅療養者向けハンド第6波時には、自宅療養中の留意点や困った時の連絡先等をまとめたチェックリスト「家族で守ろう10の約束」を作成令和3年7月、療養されている方への情報発信の強化として、福祉保健局ホームページに「新型コロナ保健医療情報ポータル」を開設自宅療養者フォローアップセンターでは累計359,555人(令和5年5月7日現在)の健康観察を実施するとともに、パッケージ化された食うちさぽ東京の設置によって、自宅療養者が、食料品やパルスオキシメーターを直接申し込めるようになった結果、保健所を通さずに迅速に届けることができた。さらに、WEB申し込みを可能にした結果、電話応答率も9割後半を維持するなど、円滑な相談対応を続けることができた(電話対応件数:累計1,024,377件(令和5年5月7日現在)医療機関による健康観察事業については、令和3年12月の事業開始以降、医師会等の協力も得ながら順次拡大し、令和5年5月7日現在2,004か所の診療・検査医療機関等が登録し、保健所とも連携しながら、第6波以降の感染拡大状況下における自宅療養者への健康観察を実施かかりつけ医等によるオンライン医療相談・診療等の環境整備や、電子カルテシステムの病院への導入等を支援し、医療DXの取組を医療支援強化事業では、電話・オンライン診療と往診をあわせて19,442件(令和5年5月7日現在)の診療を実施し、さらに令和4年高齢者施設・障害者施設に対し、専用相談窓口で2,301件の相談に対応するとともに、即応支援チームを713施設へ派遣し、施設におけ医療機関とも連携し、保健所の業務負担の軽減や、自宅療養者の容体急変時の迅速な対応などの課題に対処することができた。施設内療養に伴う入所者のADL低下に対し、感染予防対策を講じながら早期からリハビリの提供ができるよう支援を実施した。5類感染症への移行後も、自宅療養中の体調急変時の健康相談に対応するための相談体制は、当面の間、継続する必要(2)成果と課題5自宅療養者への情報発信ブック」を作成。その後、変異株に関する留意点を踏まえ、令和3年8月に第2版、令和4年1月に第3版を発行料品の配送を累計275,498件(令和5年5月7日現在)実施推進1月以降に新たに開始した往診体制強化事業では、電話・オンライン診療と往診をあわせて7,445件(令和5年5月7日現在)の診療を実施し、自宅療養者等の医療ニーズに対応る感染対策を支援した。健康観察・自宅療養支援③

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