新型コロナウイルス感染症対策に係る東京都の取組
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自宅療養者が陽性者となった直後から速やかに適切な健康管理や生活面の支援を受けることができる体制を構築自宅療養者の容体急変時には、速やかに医師による診療を受けられる体制を構築高齢者施設等における療養体制を支援令和2年11月、保健所の自宅療養者の健康観察や相談対応を集約する自宅療養者フォローアップセンターを設置。保健所からの依頼を令和3年1月、自宅療養者フォローアップセンターの対象地域を保健所設置区市が管轄する地域まで拡大するとともに、容体変化を早令和3年7月から8月、デルタ株による感染者の急増に伴い、自宅療養者フォローアップセンターの電話回線の拡充等を実施令和4年1月以降、オミクロン株による感染者の急増に対し、自宅療養者フォローアップセンターを4か所600人体制に拡充するとと令和3年7月以降、自宅療養者への酸素投与機器の貸し出しや、東京都訪問看護ステーション協会と連携した訪問看護師による健康観察、東京都薬剤師会と連携した自宅療養者への調剤や薬剤の配送、服薬指導を行う薬局に対し、配送等にかかる経費を支援する事業を開始令和3年11月から、東京都助産師会と連携し、地域の助産師が自宅療養中の妊婦に対し、電話や訪問による健康観察を実施(1)第8波までの都の取組1フォローアップ体制の構築無症状又は軽症で必ずしも入院治療を要しない陽性者は、自宅での療養が可能であり、保健所が毎日健康状態を把握する必要自宅療養者が陽性者となった直後から速やかに適切な健康管理や生活面の支援を受け、保健所の負担軽減にも繋がる体制の構築が必要また、高齢者施設等において、高齢者が安心して療養できる体制の強化が求められた令和2年9月、自宅療養者に対する電話での健康観察の業務負担を軽減するため、都保健所が管轄する多摩地域において、LINEを活用した健康観察システムを導入受け、65歳未満で基礎疾患がない軽症、無症状の自宅療養者に対する健康観察を行うほか、24時間対応の医療相談、療養中に必要な食料品等の自宅配送などを行い、健康面と生活面の支援を一体的に行う体制を整備期に把握するための血液中の酸素飽和度を測定するパルスオキシメーター貸与を開始もに、感染拡大緊急体制移行後は重点的な健康観察を実施2自宅療養者への医療支援体制の構築令和3年4月から、医師会や夜間休日に往診を行う事業者と連携し、自宅療養者等が安心して療養・待機できるよう、症状が悪化した場合等に、速やかに地域の医師による電話・オンライン診療や往診を受けられる体制を構築(医療支援強化事業)健康観察・自宅療養支援①

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