令和3年11月に設置した「宿泊療養申込窓口」について、入所者の9割以上が窓口を経由して入所し、感染拡大時にも、陽性者本人が5類移行後は、高齢者等のハイリスク層を守るため、高齢者・妊婦支援型宿泊療養施設(約300室)を継続無症状等の方が過ごす施設であることを考慮し、通常の生活に近い形で過ごしていただける療養環境を整備。入所中に仕事を行う方を想定し、各居室にはWi-fiを完備、オンライン会議やテレワークができるブースやタブレット端末を備えた共用スペースを用意。ストレッチなど軽い運動ができるよう、運動器具を備えた共用のトレーニングスペースを設置。リラックスしていただけるよう、大型テレビを備えた共用スペースやマッサージチェアや大きなクッションも設置健康管理については、HER-SYSを用いて入所者の方自ら体温等を報告していただき、健康観察を行っているほか、施設内に看護師が感染拡大時療養施設専用の申込窓口(コールセンター)を設置。同施設を利用する場合には保健所を経由せずに本人が直接電話で申し令和4年2月、臨時の医療施設として、軽症から中等症Ⅰまでの方を受け入れる医療機能強化型の施設を開設。酸素濃縮器を備え、一令和4年12月からは、入院治療が必要ない軽症や無症状の方々の状況に配慮した適切な宿泊療養施設を迅速に案内できるよう、感染拡(2)成果と課題2感染拡大時療養施設家庭内感染が多い状況等を踏まえ、家族や周囲の方に感染させないため、令和4年1月末、有楽町の東京スポーツスクエア(TSS)を活用して感染拡大時療養施設を開設。また、感染者の急増に合わせ速やかな設置が求められていたことから、同年2月、キャンピングカーを活用した施設を立川に開設24時間常駐しており、体調の悪化や不安がある方については、いつでも直接、看護師による健康相談を行うことが可能込むことが可能。土日祝日を含む24時間体制で受け付けており、概ね申込の翌日又は翌々日には入所が可能時的な酸素投与も可能大時療養施設(立飛・高松)を宿泊療養施設に転換し、宿泊療養施設として一体的に運用1宿泊療養施設家庭内感染の防止や症状急変時の対応が必要であることから、感染状況の拡大に応じて13,501室まで拡充宿泊療養施設の生活やその安全性を分かりやすく紹介するなど利用を促進するとともに、入所者が快適な療養生活を送れるよう、利用者の声を取り入れながら運用面や環境面を改善早期に入所できる体制を構築2感染拡大時療養施設軽症や無症状の感染者が急増した変異株の特性を踏まえ、家族や周囲の方への感染を防ぎ、感染拡大を防止するため、家庭内感染等の不安を抱える無症状等の感染者を受け入れる新たな施設を設置。入所者の療養環境に配慮するとともに感染者の急増に対応し、迅速に開設感染拡大時療養施設専用の申込窓口(コールセンター)を設置し、土日祝日を含む24時間体制で感染者からの申込を受け付けることにより、感染拡大による保健所逼迫時にも、感染者を早期に入所できる体制を構築宿泊療養施設・感染拡大時療養施設②
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