2050 東京戦略 本編
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◼いつ起こるとも限らない自然災害に即応できる体制整備を進め、有事にも必要な医療を提供•有事の際に従事可能な看護人材の裾野を拡大するため、都•国内外専門機関等とのネットワーク強化や現場との連携促進、の指導的役割を担う人材の養成を実施◼未知なる感染症にも揺るがない都市を創り上げるため、新型コロナ対策のレガシーを発展させるとともに、はじめに「未来の東京」戦略を振り返る都政を取り巻く新たな「ビジョン」情勢の変化を描く「ビジョン」と2035年に向けた「戦略」ダイバーシティスマートシティセーフシティ分野横断的な政策0102030405参考資料主な施策次なる感染症危機への備え◆東京iCDCの専門的知見の活用感染症医療人材の育成の支援などを実施【拡】•地域社会の感染症対応力向上に向け、家庭向け感染対策動画や保育園・幼稚園等向けの感染症対策ツールを作成【新】◆感染症危機に機動的に対応できる体制の整備•感染症有事に臨時の医療施設を迅速かつ円滑に運営できるよう、施設の運営を担う候補法人へ平時から研修を実施【新】•有事に協定に基づく要請等を機動的に実施できる体制構築に向け、東京都協定締結医療機関連携システムを構築【新】◆感染症に係る人材育成の推進•感染症医療人材の資格取得支援や、医療機関で感染管理•協定締結医療機関等を対象とした感染防止策等に関する基本研修や、個人防護具の着脱訓練等を実施◆様々な感染症への備え•検査・相談体制の充実など急増する梅毒をはじめとする性感染症対策を強化•区市町村と連携し、予防接種の重要性に対する理解の促進に向け普及啓発を推進災害時の医療提供体制や医療人材の確保◆災害時における切れ目のない医療の提供都保健所の機能強化独自に潜在看護師等を対象にした登録制度を創設【新】•モバイルファーマシーを配備し、災害時のへき地等での医薬品供給や、医療救護班等と連携した薬剤交付に活用【新】•訪問診療を行う医療機関へのセミナーの開催や災害時在宅医療提供体制構築に係るモデル事業等を実施【新】•東京DMAT指定病院を整備するとともに、隊員養成研修や訓練等を継続的に実施し、東京DMAT隊員を確保◆大規模災害に備えた医療機関の施設整備を後押し•災害時における通信手段を確実に確保するため、医療対策拠点等に衛星通信設備を配備【新】•災害拠点病院及び災害拠点連携病院が行う医療用資器材や自家発電設備、燃料タンク、受水槽等の施設整備を支援•未耐震病棟等の耐震診断や新築建替工事等に必要な経費を補助し、医療施設における安全と災害時の医療体制を確保•デジタルツールの導入等により、災害対応力の向上を図るとともに、防災訓練等を通じて市町村との連携体制を強化【新】•健康危機対処計画に基づく感染症発生時の対応訓練を市町村等と連携し、実施平時から感染症健康危機管理体制の強化に取り組み、感染症への備えを更に充実医療■■■■■■■■■有事にも揺るがない保健・医療提供体制の構築

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