2050 東京戦略 本編
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•民間事業者や大学と連携し、著名建築家による文化的価値のある◼東京の銭湯の歴史•北青山三丁目地区で、都営住宅の建替えに伴い創出された用地を活用し、青山通り沿道との一体的なまちづくりを進め、最先端の文化・流行の発信拠点を創出•魅力的な街並みの形成や賑わいの維持・創出のため、先行3区(千代田・渋谷・豊島)で、区と連携し既存ストックを再生【拡】◼既存の建造物や都有地の活用等により、地域の個性を感じられる魅力的な街並みや景観を形成◼駅周辺や道路空間のリメイク、集約型地域構造への再編等により、歩き回りたくなる、訪れたくなるようはじめに「未来の東京」戦略を振り返る都政を取り巻く新たな「ビジョン」情勢の変化を描く「ビジョン」と2035年に向けた「戦略」ダイバーシティスマートシティセーフシティ分野横断的な政策東京都選定歴史的建造物東京浴場(品川区)0102030405参考資料銭湯は江戸時代に発展。関東大震災(大正12年)により、その多くが倒壊した。復興にあたり、大工が「みんなの元気が出るように」との思いを込め、質素な造りだった銭湯を、「唐破風(からはふ)」様式の豪華な宮造りにしたところ評判となり、それ以降、東京ならではの設えを備えた銭湯建築として流行となり、建てる銭湯の多くが宮造りとなった。主な施策個性に着目した地域づくり◆リノベーションまちづくり•民間事業者の先進的なリノベーションの取組を公募・選定し、整備費を支援【新】◆歴史的・文化的価値のある建造物を適切に保存•銭湯などの都民に身近な歴史的・文化的価値を有する建造物の保存・活用に向けて、魅力をPRするとともに保全等への支援を実施【新】•魅力的な歴史的建造物の保存活用を促進するため「東京都選定歴史的建造物」の助成制度の見直しを検討【拡】住宅のアトリエ活用等を検討【新】◆都有地を活用したまちづくり•神宮前五丁目地区で、旧こどもの城及び周辺都有地を活用し、誰もが集い・つながる、開かれた「智の創造拠点」を創出【新】◆防災性の向上と合わせた良好な都市景観の創出•視線をさえぎる電柱や電線をなくす無電柱化の推進•木造住宅密集地域の不燃化等により、路地の風情と雰囲気を生かした安全なまちへ再生◆都市やまちの顔づくり•都市を象徴するアイコンの創出、商店街の活性化の検討【新】なウォーカブルな空間・まちを創出まちづくり・住まい■■■ ■■ ■■人や地域の個性に着目した都市のリ・デザイン

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