東京都教育ビジョン(第5次)
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誰一人取り残さないきめ細かな教育の充実第2章 【柱2】バーチャル・ラーニング・プラットフォーム55また、長期入院する高校生が、外国人児童・生徒等に対する日本語指導の充実外国人児童・生徒等が、共生社会の一員として、学校生活を送ったり、教科等の授業を理解したりする上で、必要な日本語の能力や学力等社会で生きていくために必要な力を身に付けられるよう、一人ひとりの実態に応じた指導・支援を推進します。施策展開の方向性⑲様々な困難を抱える児童・生徒への支援の充実主な施策展開チャレンジスクール・昼夜間定時制高等学校等の充実不登校経験のある生徒等、困難を抱える生徒のニーズに適切に応えられるよう、チャレンジスクール及び昼夜間定時制高校の受入規模を拡大するなど、受入環境の充実を図っていきます。また、夜間定時制高校において、入学者数の動向などニーズを踏まえた上で必要な見直しを行うとともに、多様な生徒の実態にきめ細かく対応した教育内容等の充実を図るなど、望ましい学習・教育環境を確保します。オンラインを活用した在籍校等の授業配信等により、単位認定を受けられるよう支援します。高等学校通信制課程におけるサポート体制の充実(再掲)高等学校通信制課程の生徒が、時間や場所の制約なくインターネットを通じて様々な学習コンテンツを活用したe-ラーニングや学習相談等ができるよう、デジタルを活用した学習環境を整備します。また、スクーリングがない日にも人とつながることができる居場所を設けるなど、進路相談や生活相談、生徒同士の交流等の機会を提供します。デジタルを活用した支援の充実仮想空間上の子供たちの新たな居場所・学びの場「バーチャル・ラーニング・プラットフォーム」を区市町村等に提供し、不登校の子供や日本語指導が必要な子供、学校生活に困難を抱えている都立高校生等の学習支援・進路相談等を実施します。

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