東京都教育ビジョン(第5次)
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学校生活支援シート及び個別指導計画が作成されている児童・生徒の割合の増加全都立高校等における通級による指導実績のある学校数の増加誰一人取り残さないきめ細かな教育の充実第2章 【柱2】交流及び共同学習の様子特別支援教室の運営ガイドライン医療的ケア児専用通学車両52指標デジタル機器を活用し、児童・生徒の学習を支援します。相互理解を深めるインクルーシブな教育に向けて、交流及び共同学習の実施や副籍制度による交流活動を推進します。また、特別支援学校への就学が適当と判定された子供がより身近な小・中学校等に就学した場合等に、支援員の配置を補助するなど、区市町村を支援します。さらに、高校等と特別支援学校の一体的な設置などインクルーシブな教育の新たな在り方について検討します。また、入院中の児童・生徒の学習機会を確保するため、病弱教育支援員を配置するほか、医療的ケア児等への支援の充実都立特別支援学校において、医療的ケアが必要な児童・生徒等が、保護者の付添いがなくても安全・安心に学校で学ぶことができるよう、看護師の確保・育成を図るとともに、保護者の付添い期間の短縮を図ります。施策展開の方向性⑱柔軟な仕組みによる多様な学びの場を創出し、子供たちが尊重し合いながら学ぶ環境の整備主な施策展開インクルーシブな教育の推進障害のある子供と障害のない子供が共に学び、体験し、小学校、中学校及び高等学校等における特別支援教育の充実(再掲)特別支援教室における指導を充実させるため、特別支援教室専門員の配置、臨床発達心理士等の巡回及び各種支援員への補助など区市町村を支援します。都立高校等において、民間のノウハウを活用した通級指導、学校外でのソーシャルスキルトレーニングの提供、就労スキルを育む事業を実施するなど、特別支援教育を推進します。

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