体育(保健体育)の授業が楽しいと思う児童・生徒の割合の増加学校で学んだ防災教育を通じて、防災意識が高まったと思う生徒の割合の増加自ら未来を切り拓く力の育成第2章 【柱1】47指標施策展開の方向性⑯危険を予測し回避する能力や、社会の安全に貢献できる資質・能力を育む教育の推進主な施策展開安全教育の推進児童・生徒が危険を予測し回避する能力や、他者や社会の安全に貢献できる資質・能力を身に付けるために、デジタル指導資料「安全教育プログラム」を配信し、生活安全・交通安全・災害安全の3領域をバランスよく指導します。また、幼稚園・小学校・中学校・高等学校・特別支援学校12校を「安全教育推進校」として指定し、効果的な安全教育を実践的に研究します。生命(いのち)の安全教育の推進性暴力の加害者・被害者・傍観者にならないようにするために、都内全ての公立学校において、東京都教育委員会の指導資料等を活用し、「生命(いのち)の安全教育」の充実を図ります。児童・生徒が、生命の尊さを学び、性暴力の根底にある誤った認識や行動、性暴力が及ぼす影響等を正しく理解した上で、生命を大切にする考えや、自分や相手、一人ひとりを尊重する態度等を、発達段階に応じて身に付けられるようにします。防災教育の推進学校・家庭及び地域が一体となった防災教育の一層の充実を目的とし、防災教育デジタル教材「防災ノート~災害と安全~」を配信します。その活用、防災施設における防災体験や避難所運営体験等、実践的な取組を通して、児童・生徒の防災への意識啓発を図ります。高等学校において、「防災士」の資格取得等を通して、防災リーダーとして活躍できる人材を育成します。特別支援学校における安全教育の推進特別支援学校において、首都直下地震等の大規模な自然災害が発生した際、長期にわたって避難所を運営するとともに、校内での児童・生徒の安定した生活を確保するため、引き続き、地域と連携した実践的な「宿泊防災訓練」を実施します。また、卒業後の自立と社会参加を見据え、「一人通学マニュアル」等を活用し、一人通学の児童・生徒の安全確保体制を、学校と保護者が連携して構築します。
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