自ら未来を切り拓く力の育成第2章 【柱1】37知的障害特別支援学校における職業教育の充実知的障害特別支援学校高等部に就業技術科と職能開発科を設置して、知的障害のある生徒の企業就労を促進するとともに、就業技術科、職能開発科及び普通科による重層的な職業教育が展開できるよう、それぞれのノウハウを共有し、教育内容・方法の充実を図ります。施策展開の方向性⑨自分の希望する将来への道がつながっていることを実感できる学びの実現主な施策展開キャリア教育の充実小・中・高の発達の段階に応じて、外部人材や関係機関と連携し、体験活動、職場体験等の系統的な教育を推進します。また、企業・NPO等と連携した「都立高校生の社会的・職業的自立支援教育プログラム事業」、起業・創業に関する学習プログラムや体験講座を実施し、社会人として多様な人々と仕事をしていくために必要な力を育成します。高等学校における東京都独自の教科「人間と社会」の推進人間としての在り方生き方に関する東京都独自の教科「人間と社会」において、価値の理解を深める学習、選択・行動に関する能力を育成する学習、体験活動等を行います。将来の東京の教育を担う意欲ある人材の育成・確保将来の東京の教育を担う人材の育成に向け、都立高等学校において、希望する生徒に教師としての基本的な素養や職業意識等を育成するとともに、その学びを大学での専門的な学びにつなげる「高大連携による教員養成プログラム」を東京学芸大学と構築します。これらを通して、道徳性を養い、形成した判断基準(価値観)を高めることで、社会的現実に照らし、よりよい生き方を主体的に選択し行動する力を育成します。
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