自ら未来を切り拓く力の育成第2章 【柱1】27学び方改革教え方改革働き方改革個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実を図るため、高校一人1台端末の整備を着実に推進し、併せて教員と児童・生徒の双方向のオンライン学習等を可能とする高速通信環境の運用・改善を図るとともに、児童・生徒が安全に生成AIを活用できるよう、都立学校専用の生成AIを整えるなど、先端技術の活用を積極的に進めます。施策展開の方向性③デジタルトランスフォーメーション(DX)時代を生き抜く人材の育成主な施策展開TOKYOスマート・スクール・プロジェクトの推進教員の経験値とテクノロジーをベストミックスし、子供たちの持つ力を最大限伸ばすことのできる環境を構築するため、端末や通信環境などを整備し子供の学ぶ意欲を高める「学び方改革」、エビデンスベースの教育を実現し子供の力を伸ばす「教え方改革」、システムの導入やデータ連携等により教員の負担軽減を図る「働き方改革」の3つの改革を同時に推進します。データ活用・分析等による授業の改善に向け、各種データを可視化、分析する教育ダッシュボードを順次導入し、学習ログ等を活用したエビデンスベースの指導を展開するとともに、全都立学校に常駐配置したデジタルサポーターによる授業支援の拡充やシステムへの入力作業を行う人員の配置等により、学校のDXを強化します。教員と生徒が向き合う時間を一層確保するため、成績や出欠、保健情報等の校務系データなどを一元管理・蓄積する統合型校務支援システムの運用・改善及び定期考査採点・分析システムとのデータ連携を進めるとともに、保護者コミュニケーションシステム等新たなシステムの導入・拡充を進めます。
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