自ら未来を切り拓く力の育成第2章 【柱1】イラスト:文部科学省「『新しい時代の学びを実現する学校施設の在り方について』最終報告」より※TAティーチングアシスタント25自立した学習者になることを目指した授業づくりについて研究を進め、都内全公立学校での展開に向け、普及啓発を図ります。高等学校における新しい価値を創造する力を育む教育の推進「疑問や関心に基づき、自ら課題を見付け、情報を収集し、整理・分析する」「明らかになった考えや意見などをまとめ、表現し、そこからまた新たな課題を見付け、更なる問題の解決を始める」という探究的な学習方法を研究・開発し、全ての高等学校へ普及します。自己の在り方生き方を考えながら、よりよく課題を発見し解決していくための資質・能力を育成します。施策展開の方向性②「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けた授業改善の推進主な施策展開デジタルを活用したこれからの学び予測困難な時代において、よい変化を起こそうと、自分で課題を設定し振り返り、責任をもって行動する力を身に付けさせるため、教師が指導観を転換し、授業をデザインする必要があります。る」児童・生徒の割合の増加指標全国学力・学習状況調査で、平均正答率が全国平均を上回っている設問、平均正答数以上の児童・生徒の割合の増加「授業では、自分で考え、自分から取り組んでいる」「話合い等の活動で、自分の考えを深めたり、広げたりしてい授業改善に資する研究・研修の推進「主体的・対話的で深い学び」を実現するための効果的な指導方法の開発に向け、「個別最適な学びと、協働的な学び」を踏まえた実践的な研究・研修を推進し、その成果を幅広く全都へ発信・普及します。また、学校に指導主事等を派遣し、学校が抱えている諸課題の解決に向けた指導・助言を行い、各学校における研究・研修内容の充実を図ります。さらに、教員の指導力向上に資するため、主体的な研究活動等を行っている研究団体を認定し、必要に応じてその活動を支援します。子供が自ら学び方を選択し、
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