東京都教育ビジョン(第5次)
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自ら未来を切り拓く力の育成第2章 【柱1】24島しょにおける教育活動の充実島しょ地域におけるデジタル化を進め、更なる教育の質の向上を図るため、小・中学校向け統合型校務支援システムの共同運用と小・中・高で連携したデータ分析を行うとともに、町村の教育DXの取組を支援します。また、高等学校において、英語技能やデジタルスキルの習得講座など、進学等に向けた支援を推進します。施策展開の方向性①これからの社会を生きるために必要な基礎的、基本的な知識・技能の確実な習得主な施策展開高等学校における学力の確実な定着基礎基本学習個別支援事業力を発揮しきれずにいる生徒が、社会生活を送る上で必要な基礎的・基本的な学力を身に付けるため、小学校段階の学習内容について、外部人材を活用して通常の授業時に生徒を個別に支援します。学力向上研究校(校内寺子屋)事業義務教育段階の基礎学力の定着状況が十分ではない生徒に対して、放課後等に学習の場を提供します。外部人材を活用して個に応じた学習を支援することにより、学業不振に関連した中途退学の防止につなげます。等の学習を支援します。高等学校通信制課程におけるサポート体制の充実高等学校通信制課程の生徒が、時間や場所の制約なくインターネットを通じて様々な学習コンテンツを活用したe-ラーニングや学習相談等ができるよう、デジタルを活用した学習環境を整備します。また、スクーリングがない日にも人とつながることができる居場所を設けるなど、進路相談や生活相談、生徒同士の交流等の機会を提供します。外部人材を活用した授業以外の場における学習支援の充実地域と学校をつなぐ地域コーディネーター等を対象とした研修を実施するとともに、先進的な活動事例の収集と情報提供を行うなどして区市町村教育委員会を支援します。また、小・中学生等の学習習慣の確立や学力の定着を図ることを目的とする「地域未来塾」などの取組を支援し、児童・生徒への学習の機会を充実します。さらに、中学3年生を対象に進学を目的とする放課後

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